第2回 はちのへ 街かどアカデミア





はちのへ 街かどアカデミアは、様々な専門家の方にそれぞれ2年間計4回程度お話し頂くことで、知をはぐくみ、情をあたため、理にふれる、学びと交流の場です。

■トークイベント

2026/2/21(土)14:00~16:00
現代アートが現代アートになるまで
──#02〈かたち〉と〈素材〉、ときどき〈コンセプト〉

講師/林 卓行(美術批評:東京芸術大学美術学部芸術学科教授)
〈アート〉とはなにでできているでしょう。
色や形から?それとも石や木、絵の具のような素材から?
今回はもっと予想外のものからも作品をつくり出してしまう、アーティストたちの発想に触れます。



プロフィール:林 卓行(はやし・たかゆき)
美術批評。東京藝術大学芸術学科教授。おもな著作に『西洋絵画の巨匠9 ウォーホル』(小学館、2006)、翻訳に ゴームリー+ゲイフォード『彫刻の歴史』(石崎尚との共訳、東京書籍、2021)ほか。近年の寄稿に「既製品、拾得物、 日用品──〈レディメイド〉あるいは「できあがった彫刻」たち」(冨井・藤井・山本編『わからない彫刻:みる編』、 武蔵野美術大学出版局、2024)。




2026/2/28(土)14:00~16:00
円空仏・木喰仏の美と魅力

講師/北 進一(東洋美術研究家:群馬県立女子大学兼任講師)
円空と木喰は、江戸時代に日本各地を遊行しながら、大量の微笑みの仏たちを彫り上げました。
それら円空仏と木喰仏は、時代をこえ私たちの心を打ちます。特に青森・北海道の円空仏・木喰仏の美と魅力を解説します。





プロフィール:北 進一 (きた・しんいち)
1963年生まれ。中国・山東大学留学。アジア文化史専攻。
群馬県立女子大学および高崎経済大学兼任講師。著書に『アシュラブック 興福寺阿修羅像から東大寺不空羂索観音像へ』(美術出版社)、『ほとけを知る 仏像めぐりハンドブッ ク』(シンコーミュージック・エンタテイメント)。共著に『カラー版 東洋美術史』(美術出版社)、『世界美術大全集 東洋編15 中央アジア』(小学館)、『中国世界遺産の旅3 四川・雲南・チベット』(講談社)ほか。




2026/3/14(土)15:00~17:00
映画の「見え方」はどう決まる?
──井口奈己作品から考える

講師/井口 奈己 (映画監督:日本映画監督協会新人賞、トリノ国際映画祭審査員特別賞・国際批評家連盟賞・最優秀脚本賞)
人物の映し方やカメラの位置に注目しながら、具体的な場面を手がかりに、映画がどのような工夫で物語や印象を伝えているのかを、観客との対話を交えたティーチイン形式でお話しします。





プロフィール:井口 奈己 (いぐち・なみ)
1967 年生まれ、東京都出身の映画監督。2001 年に初監作の『犬猫』で PFFアワード企画賞を受賞し、同作をリメイクして商業デビュー。第 22 回トリノ国際映画祭で審査員特別賞、国際批評家連盟賞、最優秀脚本賞を受賞したほか、女性監督として初めて日本映画監督協会新人賞を受賞。『人のセックスを笑うな』、『ニシノユキヒコの恋と冒険』など、人間関係の機微を繊細に描く作風で注目される。現在 ENBU ゼミナールの映画監督コース専任講師として後進の育成にも取り組む。







2026/3/22(日)10:00~12:00
映像人類学ことはじめ
②観察と記録

講師/鈴木 岳海( 映像人類学者:立命館大学映像学部教授)
1回目は、文化人類学の考え方や調査手法の特徴を概観しつつ、人類学と写真の出会いについてみてきました。
2回目は、映像人類学における古典作品から、観察すること、記録することについて考えてみたいと思います。


プロフィール:鈴木 岳海 (すずき・たかみ)
立命館大学映像学部教授。1973 年生まれ。専門は映像人類学。伝統的な年中行事やお祭、成人儀礼、ありふれた日常を映像と音声によって記録・分析することで、一見してみることのできない変化や過去と現在のつながりを探索できる映像プラットフォームの活用を試行している。




■映画上映プログラム

白マドの灯との共催により、トークに加えて井口奈己監督作品の映画上映を行います。井口監督自身によるアカデミアトークも同日開催します。

2026/3/14(土)10 時~
『人のセックスを笑うな』(137分)

永作博美 × 松山ケンイチ × 蒼井 優 × 忍成修吾 ――フレッシュにして豪華な<奇跡のキャスティング>が織り成す、せつなさ100%の恋愛映画。

「みるめくんに触ってみたかったんだよね」
19歳の美術学校生のみるめ。ある日、絵のモデルを20才年上の講師ユリに頼まれる。その気まぐれで自由奔放な魅力に、吸い込まれるように恋におちた。初めての恋に有頂天のみるめだったが、実はユリは結婚していた。

2008年 監督/井口 奈己 原作/山崎ナオコーラ「人のセックスを笑うな」(河出書房新社刊)


2026/3/14(土)13 時~
短編 『だれかが歌ってる』(30分)

いつもの街角、どこからともなく聴こえるメロディ。

何気ない日常のなかで重なる「偶然」が人の想いを繋いでいく。『こどもが映画をつくるとき』そして『左手に気を
つけろ』へと続いていく、井口奈己監督が自身の持つ興味の本質を模索するかのような根源的作品。

上映時間/13:00~13:30 2019年 監督・脚本・編集/井口 奈己



2026/3/14(土)13 時~
短編 『左手に気をつけろ』(43 分)

倒錯と暴力がはびこる世界で自由に暴れ回る。

20XX 年。世界では左利きを媒介するウイルスが蔓延し、こども警察による厳しい取り締まりが行われていた。行方不明になった姉を探す神戸りんは、その足取りを追うなかで “運命の人” と出会い、「世界を変えていく」と意気込んでいくのだが……。

上映時間/13:30~14:13 2023年 監督・脚本・編集/井口 奈己



チケット

〈トーク〉各回定員 45 名/各回開場は 30 分前
一般:2,000 円
学生 ( 大学生以下 ):1,000 円
・〈2026/2/21(土)14 時~〉現代アートが現代アートになるまで

・〈2026/2/28(土)14 時~〉円空仏・木喰仏の美と魅力

〈2026/3/14(土)15 時~〉映画の「見え方」はどう決まる?
・〈2026/3/22(日)10 時~〉映像人類学ことはじめ
〈映画上映〉各回定員 45 名/各回開場は 30 分前
一般:1,500 円
学生 ( 大学生以下 ):1,000 円
・〈2026/3/14(土)10 時~〉『人のセックスを笑うな』
一般・学生:1,000 円
・〈2026/3/14(土)13 時~〉短編『だれかが歌ってる』『左手に気をつけろ』




購入方法

チケットは、QRコードを読み込んでのオンライン購入、またはお電話でのご予約が可能です。
※お電話でご予約の場合は、前日までに街かどミュージアム受付にて現金でのお支払いをお願いいたします。





はちのへ街かどアカデミア

会期 令和 8 年 2月 21 日(土)~令和8 年 3月 14 日(土)
会場 八戸クリニック街かどミュージアム 2F
八戸市柏崎 1 丁目 8-29 ☎0178-32-7737
主催/八戸クリニック街かどミュージアム
後援/八戸市、デーリー東北新聞社、東奥日報、BeFM

リーフレット「」はこちらからご覧ください