2022年 展覧会日程
八戸クリニック街かどミュージアムは、2012年4月の開館以来、館内展覧会の他、全国の美術館への展覧会協力・作品貸出、講演等を行ってきました。八戸ゆかりの鳥瞰図絵師・吉田初三郎の作品、浮世絵などの伝統木版画、懐かしの映画ポスターなどを中心に、分かり易く丁寧な解説を心がけ、地域の文化面における社会貢献を目的に活動しています。
お陰様で、東北ではなかなか観る機会の少ない作品の魅力や面白さに驚きと喜びの声を頂いております。今後も、子供から大人まで楽しく味わい深い内容を提供できるよう、より一層努力してまいりますので、本年もよろしくお願い致します。


4月23日(土) → 6月19日(日)
街かどミュージアム 開館10周年記念
春期浮世絵展「月岡芳年展」

2012年に開館した街かどミュージアムは、この春10周年を迎えます。コロナ禍の中、休館しておりましたが、この春、浮世絵展を再開します。近年、TV番組にも取り上げられることが多くなった月岡芳年(1839-1892)は、当時人気No1の絵師で、その後も、芥川龍之介や谷崎潤一郎、横尾忠則などにも影響を与えたと言われています。没後130年となる今年は、当館所蔵品の中から、芳年を中心に、師匠の歌川国芳や同世代の絵師、芳年門下の作品など約100点を公開予定です。日常を離れ、ゆっくりと文化を楽しむひと時をお過ごし頂ければ幸いです。
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9月24日(土) → 11月13日(日)
開館10周年記念 秋期展
「旅する絵師-同時代を生きた川瀬巴水と吉田初三郎ー」

日本の伝統木版画の技術をもとに、日本人の原風景を感じさせる作品を描き「旅 情詩人」と称された川瀬巴水(1883-1957)。八戸市の種差海岸に別荘兼アトリエを築き、近代鳥瞰図という独自の画法で、日本中の観光名所を描いた吉田初三郎(1884-1955)。旅行ブームが沸き起こった大正~昭和前期の同時代を生き、日本中を旅して風景画を描いた1才違いの2人の絵師の作品を中心に、同分野の絵師の作品などもご紹介致します。
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